お茶の効能
栄西が中国から佐賀に持ち帰ったお茶。
お茶を普及するため、その効用を綴った「喫茶養生記」は20世紀になって次々と科学的に実証されてきました。 恐るべし栄西。
そして、現代の生活習慣病を予想するかのように、日本型食生活にしっかり取り入れられたお茶。先人の知恵にただただ敬服するばかりです。
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糖尿病に作用
カテキンは、唾液アミラーゼの働きを抑え、ブドウ糖を減らし、血糖値を低下させることがわかってきました。カロリーゼロも魅力です。 |
ガンを抑制
カテキンは脂質の酸化を防ぎガンを抑制することがわかってきました。お茶が直接流れ込む“胃”に特に効き目があると考えられています。 |
虫歯や口臭を予防
カテキンやフッ素は口の中の細菌の増殖を抑制し、虫歯を予防する働きがあります。また、フラボノイドは口臭を予防します。 |
高脂血症の予防
カテキンは善玉コレステロール(HDL)を減らすことなく、悪玉コレステロール(LDL)を著しく減らすことがわかってきました。 |
食中毒や
風邪の予防
カテキンはボツリヌス菌・腸炎ビブリオ菌・O-157などの増殖を防ぎます。また、お茶でうがいするとインフルエンザのウイルス感染も防げます。 |
高血圧の改善
カテキンは、血圧の上昇を促進させる酵素の働きを抑制します。また、利用作用のあるカフェインは、ナトリウムを体外に排出します。 |
便秘の予防
カテキンは、腸内の善玉菌(ビフィズス菌・乳酸菌)を増やし、悪玉菌(大腸菌)を減らしてお通じをよくすることがわかってきました。
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